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にごり酒(日本酒) Amazonプライム発送 3品を飲み比べ

Amazonでお酒を買うときに、送料を考慮すると、どこが安いのか調べるのは面倒なことが多い。

理由は2つあって
1つは、商品を「商品価格+配送料」に並べても、関東への送料を基準に並んでいるので、関西や北海道や九州の知人に送る場合は全く参考にならない点だ。

もう1つは、複数注文する場合に、配送料の上乗せの仕方がショップによっていろいろだからだ。だから、1つ買うときと3つ買うときと6つ買うときでは、安い店がみんな異なる場合もある。

そんなわけで、ついつい送料無料でそこそこ安いAmazonプライム発送のものを選んでしまうことになる。

にごり酒 藤村と白川郷

さて、Amazonプライムで買える「にごり酒」の種類は意外に少ない。
そのなかで評判が良い3種を選んで買ってみた。

1.白川郷 純米にごり酒(三輪酒造:岐阜県)
白川郷は、近所の酒屋さんにもよく置いてあるので、販売量はとても多いと思われる。

白川郷

精米歩合:70%
原材料名:米・米麹(国産米100%使用)
日本酒度:-25
酸度:2.0
アルコール:15度

かなり濃厚でどろっとしている。
甘口。酸味はほぼない。
飲みやすくて、どんどん飲んでしまいそう…

2.純米 藤村のにごり酒(千曲錦酒造:長野県)

純米 藤村のにごり酒

精米歩合:65%
原材料名:米・米麹(国産米100%使用)
日本酒度:-30
酸度:2.0
アルコール:15度

濃厚甘口ということになっているし、実際レビューでもそういう感想が多い。
が、上の白川郷に比べると、むしろ、あっさりしていると感じられる。
そのせいか日本酒度でいうと、「藤村のにごり酒」の方がもっと甘いことになるが、味わってみると白川郷の方が甘く思えた。


3.活性原酒 雪っこ(酔仙酒造:岩手県)
東北の新幹線駅に行くと「雪っこ」は、アルミカップで売ってるのをよく見かける。

活性原酒 雪っこ

精米歩合:70%
原材料名:米 米麹 醸造アルコール 糖類
日本酒度:-13
酸度:1.3
アルコール:20度

活性原酒とは酵母や酵素が生きている酒ということだが、だからといって瓶の中で発酵はしないそうだ。発酵するなら、どぶろくが作れるかもと思ったのだが…

味は白川郷によく似ているような…、濃厚さは、白川郷と藤村の間くらいか。
「雪っこ」はアルコール度が20度もあるが、とても飲みやすい。
→飲みすぎ注意

私の好みは、1→3→2の順だが、一緒に飲んだ知人の評価は真逆だった。
人によっておすすめは分かれるようだ。


どぶろくを美味しく作るのはむずかしい


どぶろくについては、本もいろいろ出版されているし、ネット上でも作っている人を見かけるが、私は、自家製が美味しいか疑問に思っている。(どぶろく特区で許可を受けて作っているものは別)

*日本では1%以上のアルコール類の自家製造は法律で制限されている

先ず、糖をアルコールに分解する「酵母」をどうするかの問題がある。
一般人が酒用の酵母を入手することはできないわけで、調べると以下の方法があるようだが、それぞれ難しい点がある。


どぶろく用酵母の入手方法



1.ほうっておく
魚柄仁之助氏の本「うおつか流生活リストラ術」などにあるやり方。
uotsuka-restructure.JPG

炊いたお米と麹を混ぜてたら、そのままにしておいて、空中にある天然の酵母菌が定着するのを待つ、というもの。

酵母菌がそんなにうようよ(とくに都会では)いるわけもなく、定着しない。
甘酒ができるだけで失敗するだけだと思う。

2.スーパーで売っているドライイーストを使う
本でもネット上でもこの方法で作っている人がほとんどのようだ。
「怪しいアジアの暮らし方」クーロン黒沢著 にも載っている。
怪しいアジアの暮らし方

パンの発酵に使うドライイーストを混ぜる。確実に発酵してアルコールができるが、発酵が速過ぎて、ツンとばかり来て、旨味のない不味いのができる。

ドライイーストとヨーグルト菌

味をまろやかにするため(雑菌の繁殖を防ぐため)ヨーグルト菌や人によってはビオフェルミンなどの乳酸菌を入れるというが、ツンとくる感じが和らいで、酸味が出ては来るものの、旨味や甘味はない。

3.市販の天然酵母
もっと発酵が緩やかで、美味しいアルコールに変えてくれぞうな酵母をネットで探すと、
1)白神こだま酵母
世界遺産の白神山地の腐葉土から採取した酵母。
ただ、製パン用なので、どぶろく用には発酵が強すぎると思われる。

2)ワイン用酵母
ワイン用なら同じ酒なので、美味しくできるかもしれない。
実際に、ワイン用酵母から作った日本酒も販売されているくらいだ。

ワイン酵母でつくった日本酒

楽天でもワイン用酵母を売っている。
ワイン酵母


4.日本酒用の酵母を取り出す
やはり日本酒用の酵母でないと、と思う方には次の方法もあるようだ。

1)スパークリング日本酒(発泡清酒)を入れる
たとえば、「水芭蕉 ピュア 瓶内二次発酵」「末廣 ぷちぷち 微発泡酒」 のようなスパークリング日本酒(発泡清酒)だと、中の酵母が生きていて、瓶内で発酵しているので、それを混ぜ合わせる。

ただ、結構な量のスパークリング日本酒が要ると思われるわけで、できるかわからない「どぶろく」に使うのは勿体ない気がする。

2)酒粕から酵母を起こす
今の時季販売されている酒粕には、まだ酵母が生きているそうだ。酒粕をぬるま湯に入れて、20度から25度くらいに温度を保っていると発酵してくる。

さらに、東北などで昔からどぶろく作りの文化のあるところでは、空中の酵母菌を定着させるために「くされもと」を作るやり方もあるようだ。


まとめ:
どぶろく作りは奥が深い。酵母だけでも大変だ。
にごり酒やどぶろくは、買った方が安くて美味いと思う。



三輪酒造 白川郷 純米にごり酒 720ml

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  • 出版社/メーカー: 三輪酒造
  • メディア: 食品&飲料




酔仙 活性原酒 雪っこ 900ml

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  • 出版社/メーカー: 酔仙酒造
  • メディア: 食品&飲料


タグ:にごり酒
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コメント 4

旅爺さん

Amazonいろんな物が買えるので利用する人は多そうですね。でも爺はまだなんです。
by 旅爺さん (2017-03-02 14:21) 

いっぷく

実は私はここ数年、訳あって1滴も飲まず酒席もウーロン茶ですが、
一応「モノづくり」は好きなので、どぶろくづくりは興味あります。
それと、えくりぷすさんの記事の書き方、タイトルの付け方は
理想的でいつも勉強になります。
by いっぷく (2017-03-02 15:20) 

粋田化石

純米 藤村のにごり酒というネーミング、
何のためらいもなく島崎藤村の名前を使うところが素直で好感が持てます。
内容に関係のないコメントで申し訳ありません。

by 粋田化石 (2017-03-02 23:17) 

えくりぷす

コメントありがとうございます。

旅爺さん、Amazonは便利ですが、そのためヤマト運輸など配達の方が疲弊しているわけで、いろいろと考えないといけないですね。

いっぷくさん、いやぁいっぷくさんのような方にホメて頂けるなんて本当に恐縮です。いちおう検索エンジンで見る人を意識してタイトルはつけるようにはしています。

粋田化石さん、お酒のネーミングには私も感じることがありまして、最近は安直なネーミングのものが多いと思っています。
by えくりぷす (2017-03-10 10:41) 

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